イベントのカレンダー

  • 12
  • 3
東京 ::: 2018年12月3~10日来日!
  • 3
  • 10
東京・名古屋・大阪・京都 ::: 2018年3月来日予定
  • 6
  • 10
東京・名古屋・京都 ::: 2018年6月来日予定

問題ある水域:原発による放射性物質がカナダのブリティッシュコロンビアで発見される健康に影響するか

バンクーバー・サンより

福島からの放射能が発見され、近海の海洋生物と人間への影響が懸念される

日本の福島の原子力発電所の惨事からの放射性の金属が、フレージャー・ヴァリーで発見され、研究者達は、カナダのブリティッシュコロンビアの西海岸での長期にわたる影響について警鐘を鳴らし始めた。

アガシズの近くのキルビー州立公園の土壌サンプルの検査では、この州で初めて、セシウム134が発見され、福島からの放射性物質が、空気と水によってカナダまで運ばれてきたことが証明された。
サイモン・フレージャー大学の資源と環境管理学部の、ホアン・ホゼ・アラバ非常勤教授は、「驚いた」とインタビューで述べた。「と言う事は、発電所からは未だに放射能が出ており、太平洋を渡る空気汚染がされている。懸念している。これは国際的な問題だ。」

セシウム134の半減期は2年で、それはその期限内で放射性物質が半分になる事を意味する。それが今も環境に存在すると言う事は、福島からの汚染が継続している事を表す。
更に永続的な、人間と海洋生物に対する脅威としては、セシウム137があり、これは半減期が30年、そして食物の連鎖の中で生物濃縮する。

研究者は、魚を食べるシャチと、バンクーバー島近海の太平洋の水で既に検出されたセシウム137のレベルと、また同海域が1立方メートル当たり0.5ベクレル以下ののセシウム137を含むとの予想を元に、モデルを創った。
そのモデルによると30年以内に、カナダの人間が食する海産物の1kg当たり1,000ベクレルと言う基準は、シャチの体内のセシウムのレベルでは超えてしまい、日本の基準の10倍になる。

「そのモデルは参照にするものです。事実と比較する為だけのものです。」とアラバ氏は言う。

最近の政府の予算削減が、水生物の影響の試験とモニターを行う学会、政府関係でない組織、個人にまで負担を与えている。
「カナダ政府こそが何かをすべきだ。カナダ政府が汚染物質がどうなっているのか、そのレベルはどの位なのか、次に何をすべきなのかの行動を起こすべきだ。」とアラバ氏は述べた。

2013年の11月16日に、ハリソン川の河口近くのキルビー公園で採取した土壌を、サイモン・フレージャー大学に依頼したのは、一市民である、アキ・サノさんだった。付近にいるチヌック鮭、紅鮭、チャム鮭も放射線の証拠として分析された。
土壌のサンプルにはセシウム134が検出され、正確なレベルは今もって明らかではないが、低いだろうとは予測されている。次の検査はバンクーバーに更に近いバーナビー山の土壌サンプルである。

クリス・スタロスタ化学助教授と、サイモン・フレージャー大学の同僚による以前の研究では、半減期が8日間のヨウ素131がブリティッシュコロンビアの雨水と海藻の中から検出された。カナダの水産海洋省はバンクーバー島沖の海水の分析を行った。

体重が5,000kgに達する成熟したシャチは、体重の5%にあたる、または250kgの魚を一日に食べる。辺りに居住する絶滅寸前のシャチ達は、すでに多くのチャレンジに面している。高タンパク質のチヌック鮭、生息環境の悪化、水中での雑音の激化、クジラの見物人からの嫌がらせ、そして天候の変化である。加えてセシウム137からの影響は未知ではあるものの、免疫か内分泌のシステムには負の影響を与えるかも知れないと、アラバ氏は述べる。
「動物への影響は研究されねばならない。これは、海洋環境に対する累積する影響の一部だ。」
結果は、魚を主食とし続けている先住民の人々に脅威を与えている。
「海産物を基盤としているファースト・ネーション(先住民)の人々には、同様の結果が見られるかも知れない。」とアラバ氏は言う。「食物連鎖の一番上にいる人間は、将来放射能のレベルの上昇が見られるだろう。」

福島第一原子力発電所は、2011年3月11日マグニチュード9.0の地震により、壊滅的な破壊を受けた。そして約19,000人が亡くなった。アラバ氏は、その発電所が放射能を漏らし続けることは、問題がすぐには解決しないことだ、という。「海洋環境を形成している生物にとっては、長期に渡り晒される事になる。」
放射線は今迄の所低くおさまっているが、長期と言う意味合いでは、更なる研究が必要だ。「今の所、レベルは安全だ。今心配する必要はないが、長期に渡ってモニターし、放射線のレベルが食物連鎖の上まで上がってきているかどうかを見る必要がある。」

カナダ政府の予算削減の犠牲者であり、かつてバンクーバー島のシドニーにある海洋科学研究所の研究員であったピーター・ロス氏は、先月バンクーバー水族館の新しい海洋科学プログラムの主任として就任した。ロス氏は、カナダの水産海洋省が2012年の5月に、全カナダで55の職を削減し、その内9はブリティッシュコロンビア内だと発表するまで、殆ど18年に渡り研究所で働いていた。
その削減計画の一部は、海洋汚染の研究とモニターを、個人、或いは非営利団体、もしくは学界に売り渡すものだった。

アラバ氏は、1960年代に原子力潜水艦と発電所から太平洋に廃棄された放射性物質は、まだレベルの低いセシウム137として残っている、と述べた。

ブリティッシュコロンビアの疾病対策センターは、最近の発見について報告されている。


訳者のコメント:
いよいよ、福島第一原子力発電所の事故は、日本人の生命に影響を与えるだけでは済まなくなって来ました。10年20年後に、世界のすべての太平洋岸で、動物に、人間に、福島の放射能の影響が出ていると分かった時、我々日本の政府はどう対応するのでしょうか。いえ、我々日本人は、どう対応すべきなのでしょうか。

セルフ・ルネサンス編集室
Copyright © AXIS MUNDI

画像の引用:http://canadiansituations.wordpress.com

関連記事: 

福島の現在

日本の労働規制委員会は、原子力発電所の廃止にあたり、2011年に地震の被害を受けた、もう一つの原子力発電所の修理のために労働者を不当に雇用した事に関係した、建設会社を認可した。

オルゴン研究の歴史

1930年代と1940年代に・ウィルヘルム・ライヒ博士は、修正されたガイガーカウンターを使用して、彼が「オルゴン」と呼ぶところのエーテル性エネルギー(ライフ・エネルギー、チャイ、その他)の存在を検出して、計測しました。